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アルミ合金製スイングゲート

名称アルミ合金製スイングゲート
用途防波堤用ゲート
業界土木建築
材質アルミニウムA5083S
板厚10mm、12mm
寸法2,000×2,000×200mm
溶接MIG溶接連続溶接
加工方法 レーザー加工、鋸盤
表面処理
その他

これはアルミ合金製のスイングゲート(水門)になります。こうした水門などの大きな構造物は一般的には鉄で製作したもの腐食防止のために塗装したものが採用されてきました。しかし、アルミが持つ高い耐食性と堅牢性、および軽量で扱い易いといった特性があり、昨今はこうした水門が「鉄+塗装」のものから「アルミ合金」へと置き換えが広がっています。
このようなアルミ合金性の水門の採用が広がっている背景には、やはり扱い易さ、といった点が非常に大きくなっています。同じ大きさであれば、アルミは鉄の3分の1(鉄の比重:7.87。アルミの比重:2.68)であり、万が一の災害の際でもだれでも簡単に操作できる、といったところが大きなメリットとなります。
この水門は、アルミの型材と板材の溶接のみで構成されていますが、水門の両面が全周溶接になっています。これは水門という機能を果たすために強度を重視して全周溶接が採用されているのですが、通常に溶接をすると、板厚は10mmですがアルミの特性上、大きく歪んでしまいます。
これへの対策としては、溶接後の歪み取りを行うことはもちろん、溶接を行う順番を最適化することによって歪みによるねじれを回避しています。さらに、アルミを溶接する際のテクニックとして、溶接による熱が同じように上下左右に分散するように、溶接方向・順番を工夫しています。こうしたアルミの溶接に対する多くの知見を反映させることで、全周溶接による強度の確保と寸法精度の両立を実現しています。
なお、溶接部のさらなる信頼性を担保するために、お客様からのご要求があればPT(非破壊検査)を実施し、溶接部の欠陥の有無を確認することも可能です。この他、アルミ製缶板金VA・VE.comではお客様のご要望に応じた様々な対応を行っておりますので、コストダウンの他にもこのような事はできないか?などお問合せ頂ければ対応させて頂きます。アルミ製缶板金VA・VE.comまでお問合せください。

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