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車両用操作盤ユニット取付棚

名称車両用操作盤ユニット取付棚
用途制御盤・配電盤取付
業界輸送機器・鉄道
材質アルミA5083
板厚4mm
寸法900×720×460mm
溶接(ほぼ無し)
加工方法レーザー加工、曲げ加工
表面処理
その他アースが必要な部分のみ溶接

このアルミの製缶板金製品は、鉄道車両に用いられる操作盤ユニットの取付棚になります。この製品の一番の特徴は、いわゆる溶接を極限までに削減したところです。
製缶板金と溶接は切っても切り離せない関係にあり、ほぼすべての製缶板金の製品は何かしらの溶接がされています。溶接を行えばそれだけ強固に溶着できることがメリットとして挙げられますが、反面、デメリットとしては溶接の熱によって大きく歪む、ということが挙げられます。溶接によって発生した歪みを取る(形状・寸法を設計通りのものに収める)ためにはバーナーであぶったり、ハンマーで叩いたり、ということを行いますが、この歪み取りの作業時間は「その材質が歪みやすいか否か」に大きく影響を受けます。つまり、比較的歪みが少ない鉄に関しては歪み取りの時間や手間は比較的少ないですが、ステンレスは歪みやすい材質になるので、この歪み取りには多大な時間がかかってしまいます。さらにステンレスよりも歪みやすいのがアルミであり、板厚や形状によっては一度歪むとなかなか元に戻すことができない、といった状態までになります。
従って、アルミの製缶板金・精密板金に関しては、鉄やステンレスなどの製缶板金と違った発想で設計を行う必要があります。つまり、まずは溶接を無くせないか、あるいは減らすことができないか、といったことを考えることです。
このような発想をもとに、この車両用操作盤ユニット取付棚は設計されています。当初は、例えばL型のアングル材を溶接して取付けるように設計されていたものをアルミ板からの曲げ構造に変更したり、あるいはアルミ製の部品同士を溶接を用いずにリベットによる固定方法を採用するなど、アースが必要な部分以外は溶接を行わない、という極限の「溶接なし」製缶板金を実現しています。
このような提案は、アルミ製缶板金VA・VE.comを運営するアコオ機工が一番得意とすることです。長年の経験を持つ設計者および現場の職人から、品質を維持しながらもコストを追及する提案をさせて頂きます。アルミに関わらず、ステンレスの製缶板金も製作しておりますのでお気軽にご相談ください。

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