アルミ板金・アルミ溶接に関するVA・VE技術相談室

メールでのお問合せ

無料プレゼント

アルミ製缶板金VA・VE.com

アルミニウムの機械加工・曲げ加工・溶接・組立を伴う、
製缶板金におけるVA・VE技術情報発信サイト

アルミニウム製缶板金におけるローコスト設計と信頼性・品質向上に役立つ設計者・開発者のためのVA・VE技術情報発信サイト

鉄道車両用液晶パネルフレーム

名称鉄道車両用液晶パネルフレーム
用途情報装置骨組
業界輸送機器・鉄道
材質アルミA5052
板厚2mm、9mm
寸法
溶接MIG溶接断続溶接
TIG溶接
加工方法レーザー加工、曲げ加工
表面処理
その他ネジ・リベット・スポット溶接にて溶接量を低減

この製品は、鉄道車両に搭載される液晶パネル(情報板)を固定するためのフレームとなります。鉄道車両に採用されるこうしたアルミ製の板金製品は、一般的には長期間の振動に耐えることができる強度と共に軽さも求められますが、こうした強度・軽量化という機能面が求められる一方でコストを抑えて製造することも求められます。
本製品に対して行ったコストダウン・改善提案としては、まずはアルミ特有の「溶接によって大きく歪み、歪み取りに時間と手間がかかりコストアップとなる」といった点を回避したことです。具体的には、TIG溶接・MIG溶接を行う部分は極力全周溶接から断続溶接に切り替えたり、あるいはTIG溶接ではなくスポット溶接を行ったり、さらには溶接を行わずにリベットで固定したり、あるいはネジで固定するなどの対策を施しています。また、なるべく一体構造で製作することも視野に入れて設計をしています。
製缶板金の業界での一般的な認識として、長期間の振動がある、あるいは強度が必要なものの場合はTIG溶接・MIG溶接によって全周溶接を行うといったことが通常ですが、アルミを使った製缶板金の場合は大きな歪みが出てしまうので、本当に必要な強度を確認した上で最適な固定方法を検討し、採用することがコストの上昇を抑えることに繋がります。なお、スポット溶接やリベットによる固定は、TIG溶接やMIG溶接で全周溶接を行った時に比較すると強度は落ちますが、各種産業機械や鉄道車両に採用されているアルミ製の製缶板金製品にも多く採用されています。アルミ製缶板金VA・VE.comを運営するアコオ機工はこれまで鉄道車両業界を中心に数多くのアルミ製缶品を納入してきました。コストダウンにつながるVA・VE提案と共に、高い信頼性と強度を持ったアルミ製品を作るノウハウをご提供しますので、アルミの溶接・製缶・板金でお困りのことがありましたらぜひご一報ください。

■アルミ製缶板金設計のポイント

  • ■サイトマップ