アルミ板金・アルミ溶接に関するVA・VE技術相談室

メールでのお問合せ

無料プレゼント

アルミ製缶板金VA・VE.com

アルミニウムの機械加工・曲げ加工・溶接・組立を伴う、
製缶板金におけるVA・VE技術情報発信サイト

アルミニウム製缶板金におけるローコスト設計と信頼性・品質向上に役立つ設計者・開発者のためのVA・VE技術情報発信サイト

アルミニウムの特性

 このように軽く、強度があり、耐食性が高いという特徴を持つアルミですが、一方で溶接などの板金加工や機械加工を行う場合には、その特性をよく知った上で行う必要があります。また、鉄やステンレスなどとは違った定尺(寸法)で取引されているので注意が必要です。

各材質の機械的性質一覧

 なお、上記のような機械的性質では現れにくい特徴のうち、アルミの精密板金・製缶板金に関わる部分としては、大きく下記の2点があります。

① アルミは、溶接による熱によって歪みやすい

 製缶を行う際に使用されるアーク溶接(一般的にはTIG 溶接)では、そのアーク熱は4,000 度 ~ 6,000 度まで至ります。この熱によって母材・ワイヤーを溶かして溶接を行うことになりますが、当然、この非常に高い熱によって歪んでしまいます。鉄は比較的歪みが少ない金属になりますが、ステンレスはもちろん、アルミは少しの熱で大きく歪むため、溶接を行う際には注意が必要です。

② アルミは、曲げ加工によって割れやすい

 鉄やステンレスなどと比較すると、アルミはいわゆる「粘り」が無い材質になります。従って、プレスブレーキなどで曲げ加工を行う際、鉄やステンレスと同じように鋭角に曲げを行うとヒビが入ったり、割れたりします。従って割れが起こらないようにR を付けて曲げたり、応力を分散させるような形で切り出すなど工夫が必要となります。

■アルミ製缶板金設計のポイント

  • ■サイトマップ